「かく」第8号発売開始!
書く
描く
此く
画
殻
客 ……
「ものをかく」ということは、どういった筆記具を使うにしろ、それはあらゆる側面を持っている。
単に文章を書くことにとどまらず、読み手と書き手、そして読んでいない人も含めてうまれる核融合が「ものをかく」ということの醍醐味だと思っている。
ついにこの日が来ました。
今まで、書いて、パソコンでデザインして、それをプリンタで印刷して、製本して、裁断して、そして珠洲と他の地域で無料で配布してきた、詩と小説の小冊子「かく」。
これは双芸舎がずっとやってきた仕事ですが、その最新号は、なんとAmazonで誰でも買えるというかたちになって、本日発売開始です。→商品ページ
珠洲のことを書いたエッセイ、身近なことを題材にした小説、書きためていた詩、とフルメンバー(?)での登場です。
全40ページで、価格は540円(税込)。
長い間、この通常版の「かく」は発行が滞っていましたが、2年以上ぶりに再登場です。
書くということはここ5年ほど続けていることです。
はじめに詩を書き始め、気持ちの向くままに書いてきました。それから、エッセイを書いたり小説を書いたり。
そして、友人と一緒に「ZINE作らない?」という話になり、「かく」が生まれたのです(ZINEというのは、各々が思うかたちで表現したものを本にして、いろんな所で配ったりする小冊子です)。
書けない時期があったりで、不定期刊となってしまっていますが、ずっと頭の中にある、ライフワーク(?)のようなものです。
各号、常に100人以上の読者の手に渡っていて、別冊に関しては1号2号とも200人以上の方々に広がっています。
うれしいことです。コアな読者は、ページの合間の写真も見てくださるので、それはうれしかったりします(地味にみどころ?です)。
こんな時代に有料化するというのは妙なことかもしれませんが、ぼく自身の気持ちの変化があることは否めません。それはいろいろいえますが、ある意味でのぼくと社会との繋がり方だと思っています。
まあ、内容が変わったわけではないので、今までどおり読んでみてください。言えるのはそれだけです。
これまでの読者の方々には変わらずのご愛顧願うとともに、これが初めての「かく」だという方、もちろん大歓迎です! 新しい出会いが提供できればそんな幸せなことはありません。
できるだけ多くの方の手に渡ることを想っています。
購入はこちら →商品ページ(Amazonのページが開きます)