ロゴのわけ
双芸舎のロゴがこの形になるまでには、いろいろな変遷がありました。
「波」でいこう、とは初めから決まっていましたが、
今の形に決まるまでの流れをご紹介したいと思います。
まず、いろんな海の写真を見て、イメージを膨らませると同時に、その写真をもとに線を引き始めました。

はじめは、波の形を具体的に写していましたが(左図)、
それをもっと単純化するアイデアが浮かんできました(右図)。
その後、いろいろと変遷して骨格はこれに。

色もいろいろ。ちなみに一番左はインドの国旗からです。
やはり「波」「海」ということで、ベタですが、色は水色に。
細かいところはどうなっているかというと、複雑怪奇なこんな感じ。

1:1.618というのは、いわゆる「黄金比」というやつで、
人が最も美しいと感じるとされる四角形の比です。
細かいことはググってください。
で、下から、太い、細い、中くらい、と決めていたので、その細かいところを感覚で決めたくない。
そこで、その黄金比を正方形に分劃したり、さらに黄金比で分割したり、円を描いたりして、
描きたい線の通る線を決めました。
微妙な太さや位置が、すぐ上の三つの図と違います。
まずこっちの意思でだいたいの線を描き、なぜその位置なのかを幾何学で決める、という流れです。
これも、私が建築を学んだことと関係があるでしょう。
それでご覧の形に。

う〜ん。それを聞くと少し違って見える、このロゴ。
という話でした。