なぜ「双芸舎」か
こんばんは。
考えてみれば、出版社の名前ってみんな変ですが、当「双芸舎」は?
ぼくは詩や散文を書く前に、写真を始めていました。
大学に入学して写真部に入ったのです。
そこは古来の(?)方法で写真をやるところで、
引き伸ばし機(ネガの像を印画紙に照射する機械)を使うのです。モノクロで。
当時はまだデジカメは一般的になるちょっと前でしたが、
今思うと、その技術があるなんて珍しいのではないでしょうか。
それはさておき、ぼくは写真をやっていた(今はデジカメだけど)。
そこで、「かく」の創刊当時からの共同執筆者の権谷さんと出会ったのです。
彼はもともと執筆をやる方だったので、「かく」を創刊するのときに、
「おれは文筆、乙脇くんは写真ということで、二つの『芸』で『双芸舎』ってどう?」
ということになって、今に至るのです。
このHPの写真も「かく」内の写真も、もちろんぼくのものです。
今はぼく一人になりましたが、その響きが気に入っていて、一人になってもそのまま。
突然変えるわけにもいかないので、しばらくは「双芸舎」にお付き合いください。
でもいつかのタイミングに備えて、新しい名前を温めているのですが…。